公開日:2018年7月19日

誌面連動MOVIE

『広告』2018年 夏 8月号

ニッポン同名異曲 番外編
岐阜・郡上八幡
水路が張り巡らされた城下町 郡上八幡で育まれた
亡き母を思う元不良の生真面目ラッパー

今回は番外編として地元のラッパー“地ラッパー”を特集。
本誌の「道具ミュージックづくりの旅」(P56)に協力してくれた
トラックメイカーHIRORONが、道具音を使った「同名異曲」用のトラックを制作。
完成したトラックにのせて、東海地方で探し出した”地ラッパー”がラップするという試みだ。

初の”地ラッパー”は岐阜のMAKER(29)。
郡上八幡で生まれ育った生粋の“レペゼン郡上八幡”。
小さい頃は器械体操に打ち込み、体操の特待生として高校に入学するほどの実力だったが、次第に荒れ始めて高校を退学。
その後、本格的にラップを学び、音楽のキャリアをスタート。
現在でも郡上八幡を拠点にしながら、地元ならではの良さを活かした活動を続けている。

普段のラップでは地元のことを語ることは多いが、家族のことが語られることは少ないという。しかし、難病を持つ母の死、連れ子を持つ彼女との暮らしなど、若くして色々な経験をしており、少なからず彼のリアルなリリック(歌詞)にも影響している。
今回、MAKERは同名異曲のため、普段は中々表現しない家族についての話にも触れながら、半生をリリックに仕上げてくれた。
心地よい清流の音が聞こえる中、ゆるぎない地元愛、そして家族愛を感じさせるレペゼン郡上八幡ラップを是非味わっていただきたい。

ニッポン同名異曲とは?

日本には都会に住まず様々な場所で独自の音楽活動を行なう「地ソンガー」がいる。
その地ソンガーを独自取材で探し出し、同じタイトルで作ってもらった曲。
タイトルはリニューアル創刊号の特集コンセプト「全力迷走の世界」にちなみ、『人生ぐるぐる』。